
スペイン1部レアル・ベティスが、日本の人気漫画『NARUTO-ナルト-』とのコラボユニフォームを発表し、大きな話題を集めている。
アンダルシア州セビリアを本拠地とするベティスは、1907年創立で110年以上の歴史を持つ。1934-35シーズンにクラブ史上唯一のリーグ制覇を果たした後、1950年代には3部まで降格する暗黒期を過ごしたが、「ベティコ」と呼ばれるサポーターは「ベティス万歳、たとえ敗れようとも!」とクラブを見放すことなく、現在1部で奮闘しているクラブに熱狂的な声援を送り続けている。
一方、『NARUTO-ナルト-』は、忍術を駆使したバトルアクション漫画で、主人公うずまきナルトの成長と奮闘ぶりを描いた物語。1999年から2014年まで『週刊少年ジャンプ』で連載し、アニメ化もされた中、海外では『ドラゴンボール』に続く人気を博し、熱狂的な支持を得ている。
この“熱狂的なファン”を持つ2つが、ベティスのテクニカルスポンサーである『hummel』の協力によって限定ユニフォームとして合体。ベティスのクラブカラーの「緑」と「白」を基調にしたデザインで、主人公ナルトの姿が前面と背面に大胆に描かれている。さらに背面の上部には『NARUTO-SHIPPUDEN』のロゴ、袖部分には「木の葉隠れの里」のマークが施され、漫画&アニメファン興奮の仕様となっている。