
現地3月14日に行われたイングランドFA女子スーパーリーグの第16節で、リバプールFCウィメンが3-1でマンチェスター・ユナイテッドWFCに勝利。なでしこジャパンMF長野風花の鮮やかな移籍後初ゴールに称賛の声が寄せられた。
聖地アンフィールドで行われた女子版のノースウェスト・ダービー。4-2-3-1の2ボランチの一角としてスタメン出場した背番号8の長野は、前半42分に右サイドのオリビア・スミスへパスを送って先制ゴールをアシストする。さらに前半アディショナルタイム、今度は自らがゴールネットを揺らした。
カウンター攻撃だった。リバプールが相手コーナキックのこぼれ球を右サイドのスペースに展開し、抜け出したサム・カーがドリブルでボックスの角まで持ち上がると中央へラストパスを送る。そこに後方から約90mの長距離スプリントで駆け上がった長野が、うまく走るコースを変えて相手マークを外して右足ダイレクトシュート。ボールのバウンド、角度ともに難易度の高いシュートをゴール左隅へ突き刺した。
2023年1月にリバプールに加入した長野にとって、これが待望の移籍後初ゴール。聖地のサポーターの歓声の中、チームメイトによる歓喜の輪の中で両手を広げて喜んだ。