
サッカー日本代表として活躍してきた権田修一が、SNSで誕生日の報告を行った。その際に投稿された一枚の写真に、驚きの声が広がっている。
3月3日は、日本サッカー界に大きく貢献してきた名手たちの誕生日である。筆頭格は、やはりJリーグ屈指の名門の礎をつくった「神様」ジーコだろう。名古屋グランパスで選手と監督として活躍したドラガン・ストイコビッチの名前も挙げないわけにはいかない。そして、日本代表の前回ワールドカップでの16強進出の力となった権田である。
年代別の日本代表に名を連ね続け、ロンドン・オリンピックではメダル獲得こそ逃したものの、メキシコ五輪以来となる44年ぶりの準決勝進出に貢献した。フル代表にももちろん選出され、ワールドカップメンバーにも2度選ばれた。2014年のブラジル大会では出場機会はなかったものの、2022年のカタール大会では初戦のドイツ戦で好セーブを連発するなど、チームのベスト16進出を支えた。
そんな名GKだが、現在は所属先がない。昨季までプレーしていた清水エスパルスを退団してから、まだ行き先が決まっていないのだ。
本人は先月、元サッカー日本代表である前園真聖氏のYouTubeチャンネルで、現在は海外でのプレーを目指していることを明かしていた。現在の日本代表のほとんどが海外組であることからも分かるように、たとえ今夏までフリーの状態が続こうとも、ヨーロッパで1年プレーすれば1年後のワールドカップで戦えると逆算しているからだ。
とはいえ、ファンにとっては現状が心配なことだろう。今年に入ってからは、インスタグラムへの投稿は、自身初の著書の発売決定を伝えただけだったが、ようやく現在の姿がアップされた。誕生日を迎えたことを、写真とともに報告したのだ。
「この1年は今までできなかったチャレンジをしていこうと思います!」といったメッセージとともに、添えられているのは一枚の写真だ。両手には年齢を表す「3」「6」のバルーンを持ち、ひざの上には大事そうに愛息を抱きかかえている。