
3月12日、川崎フロンターレはACLEラウンド16第2戦に挑む。第1戦ではアウェイで敗れた上海申花とどう戦うのか、試合前日の11日、等々力競技場で長谷部茂利監督と佐々木旭が会見に出席した。
第1戦ではまさかの敗戦。しかも、チャンスも少ないままに0-1で敗れており、サウジアラビアでのファイナルステージに勝ち上がるためには2点差以上の勝利か、もしくは、同点にしたうえでPK戦で勝ち上がることが求められる。
長谷部茂利監督はこの試合を「1月からチームが始動して、比べ物にならないくらい重要な試合。リーグ開幕戦(名古屋グランパス戦)やアウェイの浦項戦(ACLEグループステージ最終戦)もありましたが、最も重要な位置づけをしています。準備を怠りなく、選手が躍動できるようにしたい」と意気込む。
そんな試合に向け、長谷部監督は「24時間後ぐらいに、選手に伝えるつもり」と最後の言葉も用意する。
佐々木旭は、「ACLはプロに入ってから3回目だが、悔しい思いをしてきた」とする。特に昨年、鬼木達監督の下で体験したラウンド16での敗戦を例に出して「自分のサッカー人生においても最も悔しい試合でした」と率直な思いを口にするものの、明日の試合に「ワクワクしています」と高揚感をのぞかせた。