
J2の水戸ホーリーホックにアクシデントが降りかかった。練習試合が続行不可能に追い込まれたのだが、その様子が一目で分かる写真が公開されると、多くの人が驚きの声を上げた。
2025年の水戸は、悪くないスタートを切ったと言っていい。黒星発進となりはしたものの、開幕戦では昨季はJ1を戦ったジュビロ磐田相手に3点をリードされながら、最後まで戦う姿勢を示して2点を返していた。
さらに、第2節ではモンテディオ山形を相手に今季初白星を挙げ、前節は愛媛FCと1-1で引き分けて勝点1を積み上げた。第2節から連続でホームで戦うことができており、その恩恵にもあずかったのかもしれない。
だが、第3節の翌日、ホームタウンが思わぬ事態に見舞われた。予定していた練習試合を、中止せざるを得ない状況に追い込まれたのだ。
3月3日には、11時から法政大学とのトレーニングマッチが予定されていた。見学もできることになっており、選手にもファンにも実りある一日になるはずだった。
だが、この試合は前半のみで打ち切りとなった。とんでもない降雪に見舞われたのだ。
3月2日までは全国的に季節外れの暖かさになっていたが、3日からは寒の戻りがあると報じられていた。関東の平野部でも降雪があるとの予報がなされていたのだ。
その予報は大当たりだった。練習試合は開始されたものの、前半を終えた時点で中止が決定された。驚くほどの雪に見舞われたためだ。