
現地3月2日、イングランド女子スーパーリーグ第15節が行われ、マンチェスター・シティ・ウィメンがは現地3月2日、イングランド女子スーパーリーグ第15節でトッテナム・ホットスパーズウィメンと敵地で対戦し、2-1で勝利した。その“日本人ホットライン”で奪った決勝ゴールに反響が寄せられた。
ニルス・ニールセン新監督のもとで優勝を飾ったアメリカでのシービリーブス・カップ決勝から中3日、イングランドで行われたリーグ戦のピッチに、なでしこジャパンの山下杏也加、長谷川唯、藤野あおばがスカイブルーのユニフォームに袖を通してスタメン出場した。試合は前半11分に先制するも、同32分に同点に追い付かれる展開となった後、こう着状態が続いた中で迎えた後半33分だった。
右サイドからのスローイン。ボールを受けた長谷川が時間を作った後、右サイドの裏のスペースへ巧みな浮き球のスルーパスを供給した。そこに藤野が走り込む。日テレ・東京ヴェルディベレーザから昨夏にマンC女子に加わった21歳のアタッカーは、ボックス内でバウンドしたボールを右足タッチで中央に切り込むと、左足を思い切りよく振り抜いて豪快なシュートをゴール左に突き刺した。
ゴールネットを揺らした後、両手を広げながら長谷川の元へ駆け寄った藤野は、他のチームメイトたちも混じって祝福の輪が出来上がった後、仲間たちの前で“決めポーズ”。試合はそのまま2−1で終了となり、藤野のゴールが決勝点となった。