■「まじでどこにオフサイド要素があるか…」

 この一連の流れにはSNS上で驚きの声とともに、以下のような声が挙がった。
「教材になり得るパターン実際はJじゃないから国内じゃ扱われないけども」
「脇坂に渡る前に相手DFに当たってるのは事実だし、意図的ではないディブレクションでゴール取り消しになるのはキツすぎる…こんなん納得いかないって…」
「どこが?」
「まじでどこにオフサイド要素があるか分かる方いたら教えて欲しいレベル」
「さすがに納得できない」
「これ誤審って騒ぐのはちょっと無理だろ……となるJリーグでも何度かこの案件見たよ、初見は混乱した」
「どこがオフサイドなんだよ!!」
 現時点で明確な理由は分かっていないものの、脇坂泰斗のポジションがオフサイドだったことが要因のよう。相手選手のクリアを脇坂は流し込んだように見えたが、そのクリアをする際に意図を持ってプレーできておらず、コントロールできる状態になかったことで、脇坂の立ち位置がオフサイドとなったと見られている。
 この得点機を逃した川崎はその後、得点を奪えない。後半31分にはオウンゴールを喫してしまい、0-1で敗戦。3月12日に等々力で開催される第2戦で、逆転勝ち上がりをつかみ取る。

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