
イングランド1部・リバプールに所属するサッカー日本代表主将MF遠藤航の完璧な“クローザー”っぷりに現地サポーターから称賛の声が多数寄せられた。
現地時間2月26日に行われたプレミアリーグ第27節で、首位快走中のリバプールはホームで6位に付けるニューカッスルと対戦した。試合は立ち上がりからリバプールのペースで進み、前半11分にドミニク・ソボスライ、後半18分にはアレクシス・マクアリスターがゴールを決めて2−0のリードを奪った。
そして2点リードを覆すために後半23分、24分と計4人を代えてきたニューカッスルに対して、出場停止中でベンチ外だったアルネ・スロット監督に代わって指揮したヨン・ハイティンハコーチが最初の交代選手として呼んだのが、遠藤だった。
後半32分、2枚替えの1人としてピッチに立った遠藤は、ボランチの位置に入り、アディショナルタイム7分を含めて計20分間プレー。的確なポジショニングと素早いボールへの寄せ、そして力強い“刈り取りタックル”で相手の攻撃の芽を次々と摘んだ。そして、その度にスタンドからは歓声が上がり、完封勝利での逃げ切り勝ちに貢献した。