■「枠内に行ってた長谷川さんのFKが凄い!」

 この決勝点を生み出した長谷川の美しい直接FKに対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。

「スゲー!!!!」
「いや〜、さすがのFKです。」
「さすが長谷川唯様のすばらしいFK。そして、みんなその次を読んで動いていて凄い。強いチームのムーブですよ。」
「押し込んだ古賀さんも凄いけど、枠内に行ってた長谷川さんのFKが凄い!!今日は随所に長谷川さんの活躍が見られました。本当に凄い選手だなぁ。」
「米国に勝利で3戦全勝、というのは、お見事としか言いようがない。おめでとうございます。長谷川のパスセンス、FKの精度も凄いな、やっぱ。」

 ダブルボランチの一角としてプレーした長谷川は、随所で優れたパスセンス、卓越したゲームメイク能力を披露した。コロンビア戦で超ロングシュートを決めた谷川萌々子だけでなく、決勝点を決めた古賀、今大会2ゴールの浜野まいか、アメリカ戦での後半から途中出場した松窪真心など、20歳以下の選手たちの突き上げも激しいが、やはり「なでしこの心臓=長谷川唯」であることを改めて証明した一戦にもなった。

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