
日本時間2月24日、アメリカで開催中のシービリーブスカップの第2節が行われ、サッカー日本女子代表なでしこジャパンが4-1でコロンビア女子代表に勝利して2連勝を飾った。その開始わずか18秒、19歳のMF谷川萌々子が驚きのゴールを決めた。
ニルス・ニールセン監督体制の初陣となった3日前のオーストラリア戦(4-0)からシステムは変わらずにスタメン5人が入れ替わった中、谷川は4−1−2−3のインサイドハーフに入った。するとキックオフ直後、GK平尾知佳までボールを下げたところからのロングボールのこぼれ球を自ら奪い取ると、左斜め前に長めにボールを運んだ後に思い切りよく左足を振り抜いた。
利き足とは逆足で放たれたシュートは、約30mの距離を対角線上に飛び、相手GKが手を伸ばすも届かないゴール右上のサイドネットへ一直線。現地実況も「Oh My Goodness!」と驚きのゴールとなった。
2005年5月7日生まれ、身長168cmの谷川は、昨夏のパリオリンピックでのブラジル戦で起死回生のロングシュートを決め、今月に入って所属するバイエルン・ミュンヘンでも圧巻のデビュー弾&アシストを決めた19歳が、ニールセン体制の新チームでも傑出した才能を“わずか18秒”で見せ付けた。