■チャンスを作りながらも「遠い」2点目

 ただ、日本はシュート数でも11本対4本と韓国を圧倒しながら、2点目を奪えないまま試合はアディショナルタイムに入った。

 その試合の最終盤でボールを失い、途中交代のパク・ソンスに強引なシュートを撃たれ、これがDFに当たって転がり、最後はキム・テウォンに決められ、同点とされてしまった。

 ゲームを支配し、さまざまな攻撃パターンをピッチ上で表現できたことは大きなプラス材料だったが、あれだけチャンスを作りながら2点目を決めきれなかったこと。そして、1対0のゲームをうまく閉じることができなかったことは、今後に向けた大きな課題となるだろう。

(3)へ続く
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