
今回のtotoはJ1第2節の10試合と、J2第2節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
■両監督「過去の対戦成績」は
前編では、開幕戦で引き分けた浦和レッズとヴィッセル神戸の第2節について予想した。続いては、黒星発進したものの、勝利を取り戻すであろうチームを取り上げたい。まずは、ガンバ大阪だ。
開幕節のJ1で、最多の失点を喫したG大阪。J1の全10試合の先陣を切って金曜日に開催され、しかもセレッソ大阪とのダービーとあって注目度も高い一戦で、5点を献上して敗れたのだ。
だが、この手痛い黒星から復活し、勝点1ではなく、3ポイントを手にできそうだ。理由は指揮官同士の相性だ。
G大阪を率いるダニエル・ポヤトス監督は、今回対戦するアビスパ福岡の金明輝監督と過去に対峙している。2021年、それぞれ徳島ヴォルティスとサガン鳥栖の指揮官として戦っているのだ。
そのシーズンの徳島は奮闘したが、残留ラインの16位・湘南ベルマーレと勝点1差でJ2降格を余儀なくされた。下位チーム相手に勝点を手にしていたが、上位に勝てなかったのが痛かった。
当時の徳島は、8位以上のチームを相手に1勝しか挙げられなかった。だが、その唯一の白星を得た相手が、金監督が率いる鳥栖だったのだ。しかも3-0という快勝だった。
金監督が新任なのに対して、ポヤトス監督はG大阪で3シーズン目。チーム掌握の差もあり、G大阪が今季初勝利を手にすることだろう。