
J1の横浜F・マリノスが、選手たちのスーツ姿をSNSで公開した。多くの称賛の声が上がる中、ある選手に賛辞の嵐が巻き起こっている。
2025年のJリーグがスタートした。他の試合に先駆けて行われた14日のガンバ大阪とセレッソ大阪の大阪ダービーで、2025年シーズンの幕が切って落とされた。
15、16日にはJ1からJ3まで、残るすべてのチームが開幕節を戦う。選手たちはもちろん、各クラブのファン・サポーターも気持ちが高ぶっていることだろう。
シーズン開幕に向け、ファン・サポーターもしっかり準備を進めてきたはずだ。チームの情報を集め、スタジアムで身を包んで応援するためのユニフォームも、しっかり手に入れていることだろう。
ユニフォームは選手やファンにとっての戦闘服だ。また、ユニフォーム以外にも選手たちが身にまとう大事なアイテムがある。試合移動の際などに着用する公式ウェアである。
リラックスできるものなど種類はさまざまあるが、横浜FMはオフィシャルスーツを採用している。2023年からオフィシャルパートナー契約を結ぶ「KASHIYAMA」のスーツにサポートされているのだ。
2025年も「KASHIYAMA」が横浜FMのオフィシャルスポンサーとなることが、開幕戦の前日である14日に発表された。同時にクラブはSNSで、オフィシャルスーツを着用した選手たちの写真を公開した。
モデルを務めているのは、キャプテンの喜田拓也ら。その姿には、「全員分見たい」「ステキなスーツ。ほしい」「最後のマツケンが気になりすぎますwww」などの声が上がっていた。
だが、そうした声はある選手に集中していた。目を引きつけずにおかなかったのは、山村和也である。
昨季に横浜FMに加入した山村は、これまで鹿島アントラーズ、C大阪、川崎フロンターレといった強豪クラブを渡り歩いてきた。最終ラインもこなすMFで、35歳になる現在もトップクラブで戦い続ける事実が、実力のほどを物語る。
その魅力が、ピッチ外でも発揮された。今回投稿された写真で、山村はごく自然な姿で収まっている。だが、「つくっていない感」があるだけに、より山村の成熟したダンディー度が強調されるのだ。