2月14日、今季のJリーグが開幕する。そのオープニングゲームは大阪ダービー。ガンバ大阪の本拠地にセレッソ大阪が乗り込んでの熱い一戦だ。
その開幕戦に向けてまずは進められているチーム作り。FWが三つ巴の様相を呈していることはすでにこの記事の前編で書いたが、2列目も流動的な面がある。右のルーカス・フェルナンデスとトップ下のヴィトール・ブエノはほぼ確実だが、左のチアゴ・アンドラーデは宮崎キャンプの前半おいては別メニューだったため、どこまでコンディションが上がっているかが気掛かり。
仮にそのアンドラーデのコンディションが開幕までに上がり切らない場合には、柴山昌也か阪田澪哉が先発に抜擢されそうだ。
一方で、トップ下に入るブエノのバックアップは北野颯太。昨年はJ1・18試合2得点を記録し、今年、さらなる飛躍が期待される20歳だ。キャンプでは北野とFW中島元彦がタテ関係を形成していい形を作っていたため、2人が同時に出る形が理想的だと言っていい。