
沖縄でトレーニングキャンプ中のJ1ガンバ大阪で繰り広げられた迫力満点の“ぶつかり稽古”が話題となった。
ダニエル・ポヤトス体制3年目のシーズンへ向けて1月7日に始動したG大阪は、同17日から沖縄県中頭郡中城村でトレーニングに励んでいる。ドイツから帰国した奥抜侃志(←ニュルンベルク)や超高校級ルーキーの名和田我空(←神村学園高)などに注目が集まるが、その中で元日本代表DFの三浦弦太も存在感を猛アピールした。
現在29歳で日本代表経験もあるセンターバックは昨季、新加入の中谷進之介とのコンビでシーズンをスタートさせたが、第10節の鹿島アントラーズ戦で負傷交代し、右膝前十字靱帯断裂と右膝内側半月板損傷と診断されて長期離脱となった。その後、背番号5のユニフォームがベンチに掲げられる中、手術、リハビリを経て、今年のキャンプではまだ右膝にテーピングを巻いている状態ではあるが、ボールを蹴っている姿などを披露して順調な回復ぶりをアピールしている。
その三浦が、長期離脱を経て変化を遂げたのが「肉体」だった。ウエイトトレーニングでひと回り大きくなったような強靭な肉体を手に入れており、クラブ公式ユーチューブで中谷とショルダータックルでの“ぶつかり稽古”を行っている様子を公開。そこで三浦は、昨季J1リーグベストイレブンにも選ばれた公称182cm、77kgの中谷を圧倒し、ぶつかる度に驚き混じりの声を上げる相棒を容赦なく吹き飛ばしている。