
プレミアリーグで首位を走るリバプールのアルネ・スロット監督がサッカー日本代表の遠藤航を評する会見の日本語訳動画が話題を集めている。
現在46歳、フェイエノールトを4シーズン指揮したオランダ人監督は、ユルゲン・クロップの後任として今季からリバプールの監督に就任した。そして過去2シーズン不振が目立っていたチームを見事に復活させ、ここまで19試合で勝点46(14勝4分け1敗)の首位。消化試合が1試合少ないながらも2位に勝点差6を付けており、その手腕が高く評価されている。
その中で出番を失ったのが、遠藤だった。リーグ戦では途中出場での8試合(プレー時間56分)のみ。それでも直近のカップ戦では本職のボランチとは異なるセンターバックのポジションで起用されると、抜群の安定感でチームの勝利に貢献した。その起用法と試合への姿勢について現地記者が会見で質問すると、スロット監督が笑顔とジョークを交えながら熱弁した。
その会見の様子をクラブ公式エックス(旧ツイッター)が公開した。そして日本語版エックスでは「さすが、我らが日本のキャプテン」の言葉とともに、日本語訳の字幕を付け、スロット監督が「もし試合終了5分前で出場することになっても彼は全てを出し尽くす」「ワタは必要な時にいつでもチームに重要な戦力だと示してくれる」などと遠藤のプロフェッショナルな姿勢を称賛している。