12月12日、鹿島アントラーズが鬼木達氏の新監督就任を発表した。常勝軍団の再建に向けて、名将が動き出す。
古巣復帰だ。鬼木達監督は1974年生まれの現在50歳で、市立船橋高校を卒業後の1993年に鹿島アントラーズでプロ入り。1998年に当時JFLの川崎フロンターレにレンタル移籍して、1999年に鹿島に復帰したものの、2000年にJ1川崎フロンターレに移籍していた。
以降、選手・指導者の両方で川崎での時間を過ごし、2017年に監督に就任すると、その年にリーグ優勝を経験。今季までの8年間で、リーグ戦・天皇杯・ルヴァンカップの主要3タイトルを7度も手にしている。
川崎の監督退任発表直後に今後について聞けば、「やっぱりエネルギーのあるうちは“また次”っていうものを考えてやっていきたい思いもありますので、そこはもちろん休むことなんかも考えるときはありましたけども、でも今は、そういうエネルギーのあるうちはやっぱりやるべき」と他クラブでの監督について意欲を見せていた。