奇跡のJ1残留へ向けて劇的な逆転勝利を挙げたジュビロ磐田の応援アンバサダーの“祈り”のがんばれコールが注目を集めた。
11月30日のJ1リーグ第37節で、磐田は本拠地ヤマハスタジアムにFC東京を迎え撃つと、後半8分に先制点を許しながら同35分にマテウス・ペイショットが同点ゴールを奪うと、終了間際に今季限りでの引退を表明した主将の山田大記が逆足でPKを決め、逆転勝利を収めた。この勝利で磐田は勝点38とし、最終節での逆転残留に可能性を残した。
この試合を“祈るような気持ち”で見守っていたのが、2020年からクラブのシーズンソングを歌い、応援アンバサダーにも就任している『スピラ・スピカ』の幹葉だった。昨季最終節で磐田がJ1昇格を決めた際に大号泣して話題となった“勝利の女神”はこの日、試合会場でサイン会やハーフタイムショーを実施。試合中はスタンドから磐田の勝利を願ってパワーを送っていた。
その様子を『スピラ・スピカ』の公式エックス(旧ツイッター)が公開した。そこには「ジュビロ勝利!まだまだやれるぞ!信じて応援するのみ!!!!」の言葉と共に、2-1と逆転した直後、涙を流しながら両手を合わせ、選手たちに「がんばれ、がんばれ、がんばれ」と祈りながら声援を送っている幹葉の姿が収められていた。