12月1日にNDソフトスタジアム山形で行われるJ1昇格プレーオフ準決勝、モンテディオ山形対ファジアーノ岡山戦で販売される当日限定ユニフォームの斬新すぎるデザインが反響を呼んでいる。
リーグ戦9連勝フィニッシュで4位に浮上した山形と、ラスト4試合負けなしで5位に滑り込んだ岡山。今季の直接対決で2分け(2-2、1-1)という互角の勝負を展開し、ともに終盤戦に調子を上げきたチーム同士の対決になる。そしてこの2チームの共通点は、ユニフォームのサプライヤーがともにPENALTY(ペナルティ)であることだった。
1970年にブラジル・サンパウロで誕生したフットボールブランドであるPENALTY。日本では2010年に岡山、2012年に湘南ベルマーレ、2016年にAC長野パルセイロ、2019年に山形、2022年にアスルクラロ沼津と、それぞれオフィシャルサプライ契約を締結している。当然、契約クラブを応援することになるが、“PENALTYファミリー”同士の対決となった今回は、「どちらも応援」するしかなかったようだ。
そこで繰り出したのが、試合当日の限定プレーオフユニフォームの販売だった。そのデザインが実に斬新で、PENALTYのロゴを中央に、右半身が山形、左半身が岡山というもの。色も模様も異なる2チームのユニフォームを強引に“合体”させた今までにない挑戦的な一着となっている。