■森山監督と郷家が共有する長崎のイメージ

 長崎・秋野央樹は「仙台さんは今シーズン、1人1人がチームのためにハードワークできる本当に隙の少ないチームだと思いますし、ただ自分たちはホームで戦えるので、レギュレーション的には引き分けでも自分たちは進出できますが、そこで受身にならずに、先制点は非常に大事になる」と、あくまで迎え撃つ構えだ。
 森山監督と郷家の長崎へのイメージは重なっている。郷家が「長崎さんの印象はやっぱり縦に速い攻撃だったりだとか、カウンターだと思ってるので、そこはしっかりとこの3週間で準備していきたいなと思ってたので、ちょっと考えすぎずに僕たちもやるべきことをちゃんとやるということだけを考えて、試合に臨みたい」と話せば、指揮官はこう話す。
「郷家選手が言ったように、(長崎の)前線の選手は全員強力で、単独では止めれないその怖さがあり、あす。それだけじゃなくて、ビルディングアップが非常にスムーズで、非常に質の高い秋野選手が中盤にいて、後ろにも田中選手とか本当に質の高い選手がかなりいい所にボールを配球して、そっからまたスピードアップしてくると。
 かなり警戒しないといけないところが多すぎて、だからこそ、先ほど郷家くんが言いましたけども、あんまり考えすぎずに、しっかりとハードワークして戦って、我慢するところは我慢するという感じで戦っていきたい」

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