■サポーターも粋な対応
神田はこれがプロ2試合目ながら、1得点1アシストと早くも数字を残す結果に。その驚くべき姿に、サポーターも反応した。今夏まで所属していた元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスのチャントを、急遽、“神田バージョン”で歌って緊急継承させたのだ。
バフェティンビ・ゴミスはイングランドやリーグ・アン、トルコリーグやサウジアラビアリーグなどで結果を残し続けたストライカー。川崎フロンターレに所属したのがそのキャリアの最後となっていたが、退団の理由として神田奏真の名前を挙げていた。それだけに、サポーターもゴミスのチャントを神田に継がせる粋な対応を見せたのだ。
川崎はこの試合を4-0で勝利。グループステージ突破に大きく前進した。今季の公式戦は残り1試合となったが、神田の出番は訪れるか。J1リーグ戦デビューも、夢ではない。