第104回のサッカー天皇杯決勝が11月23日に国立競技場で行われ、ヴィッセル神戸が1-0でガンバ大阪を下し、2019年度以来5大会2度目の優勝を飾った。そのスタンドに現れた“勝利の女神”の注目が集まった。
関西クラブ同士の対決ながら5万6824人の観衆が詰めかけた一戦。神戸は後半19分に宮代大聖のゴールで先制点を奪うと、その後はゴール裏の神戸サポーターの声援も受けながら選手全員が最後まで集中力を切らすことなく、ウノゼロ勝利を飾った。
この歓喜のホイッスルを現地スタンドで聞いたのが、ヴィッセル神戸のガールズ応援ユニット『ヴィッセルセレイア』の初代メンバーであり、「身長170cmの童顔」「10頭身レースクイーン」などのキャッチコピーで人気の八伏紗世(やぶせ・さや)だった。
“やぶさや”の愛称もすっかり定着し、ファンから“勝利の女神”として認知されている八伏は、背番号「8238」の特製ユニフォームと2023年Jリーグ優勝の記念タオルマフラーを手に声援を送り、勝利の瞬間を見届けた。
そして試合後、自身の公式SNSに「ヴィッセル神戸!天皇杯優勝」と題して現地での観戦ショットを公開した。さらに「寒さも忘れるくらい両チーム最後までさすが決勝だなと実感する熱い熱い試合でした!!!」と選手たちを称えるとともに、公式インスタグラムには長文で自身の熱い想いを綴っている。