11月23日に国立競技場で行われる天皇杯決勝を前に、ガンバ大阪が「10個目のタイトルへ」と題した動画を公開した。クラブの歴史を振り返りながら元日本代表で現コーチの遠藤保仁氏も登場するインタビュー映像に反響が寄せられた。
Jリーグ創設オリジナル10の一員であるG大阪は、長い低迷期を乗り越えた後、2005年のリーグ初制覇、2008年のACL優勝、2014年の三冠達成など、ここまで9つのタイトルを獲得してきた。そして天皇杯はこれまで4度(2008年、09年、14年、15年)優勝を誇る。そして今年の天皇杯でヴィッセル神戸に勝利すれば、クラブとして節目となる「10冠目」を手にすることなる。
その“頂上決戦”2日前に、クラブが公開した動画にはGK一森純、DF中谷進之介、DF黒川圭介、MF鈴木徳真、MFファン・アラーノ、FW坂本一彩、FW宇佐美貴史の主力選手がインタビュー形式で登場。「自信はある」「プライドを懸けて優勝したい」など、9季ぶりのタイトル獲得へ向けて意気込みを語っている。
インタビュー動画集の最後はダニエル・ポヤトス監督の言葉で締められているが、その前に登場したのが、遠藤コーチだった。これまでの全9個のタイトルを選手として獲得してきたレジェンドは、「選手もスタッフも一丸となって、タイトルを獲る喜びを分かち合いたい」と選手時代と同じように淡々と、それでも力強く、熱い言葉をメッセージとして贈っている。