11月15日、サッカー日本代表はインドネシア代表と対戦した。その試合前に掲げられたインドネシアサポーターのコレオが絶賛されている。
2026FIFAワールドカップアジア最終予選の第5戦として行われたこの試合は、キックオフ前から大きな雷がスタジアムに鳴り響いた。この日、駆け付けるとされたサポーターの数は7万8千人ほどで、その圧力に加えて異様なアウェイ感を作り出した。
選手入場の直前、ピッチには大粒の雨粒が。たちまちスコールのような土砂降りとなり、そんな中、選手が姿を現す。
その時だった。インドネシアサポーターが、両ゴール裏に巨大なコレオを掲げた。そのうちの一つが、巨大なゴジラのコレオだった。ゴジラとは、もちろん、日本を代表する映画のキャラクター。スタジアムの天井近くまで達すると思われるほどの巨大なデザインで日本を圧倒したのだ。
そのゴジラの下に描かれているのは、『グンダラ』と呼ばれるインドネシアで人気のコミックヒーローで、ゴジラに立ち向かっているように見える。ゴジラという巨大な敵を日本に模して、インドネシアのヒーローが戦うという意味を込めていたようだ。