現地11月10日、スペイン1部ラ・リーガ第13節を行われ、レアル・ソシエダは首位のバルセロナに1-0勝利した。試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたサッカー日本代表MF久保建英の圧巻のパフォーマンスに大きな反響が寄せられた。
本拠地レアレ・アレーナでの一戦、相手は11勝1敗の高勝率で首位快走中のチーム、そしてラ・マシア時代の古巣との一戦に、久保が燃えないわけがなかった。前半13分にロベルト・レバンドフスキのゴールをVAR判定で救われることになった中で、久保がソシエダの攻撃を牽引する。そして話題となったのが、前半30分のプレーだった。
中盤右サイドでパスを受けた久保は、売り出し中のマルク・カサードを振り切ってボックス内まで持ち込む。そこで一旦切り返し、サポートに来たブライス・メンデスとのパス交換。再び前を向いてボールを受けた久保は、カットインからアレハンドロ・バルデとペドリの間を鋭いタッチでかわし、強烈な左足シュートを放った。
低弾道のシュートはGKイグナシオ・ペーニャが辛うじて右手に当てて防がれたが、最終的にバルセロナの選手が5人も集まった中でシュートまで持ち込んだ久保のプレーに、スタジアムからは大きな拍手。DAZN試合中継でも「惜しいシュートでした!」「キレキレですけどね」との声が飛んだ。