現地10月27日、フランス1部リーグ・アンの第9節が行われ、サッカー日本代表MF南野拓実を擁するASモナコは、敵地でニースと対戦して1-2の逆転負け。その中で南野が演出した“幻ゴール”に注目が集まっている。
ミッドウィークに行なわれた欧州チャンピオンズリーグ(CL)で2得点1アシストの活躍を見せた南野は、この日も4-2-3-1のトップ下でスタメン出場した。そして注目のシーンが前半22分にあった。
左サイドに流れた南野が、後方からのスルーパスに抜け出す。すぐさま25歳のエジプト代表CBモハメド・アブデルモネイムが内側から体を寄せてボールを奪いに来たが、南野は巧みなダブルタッチからの鋭く前に入り込み、さらに力強いドリブルでボックス内の最深部まで侵入。左足シュートはGKの足で防がれるも、そのこぼれ球をスイス代表FWブレール・エンボロが押し込んだ。
モナコの鮮やかな先制点かと思われたが、VARチェックの末に南野がパスを受けた時点でオフサイドが取られてノーゴール。そしてエンボロがゴール後に披露した大人気アニメ『ONE PIECE』の主人公モンキー・D・ルフィの必殺技「ギアセカンド」のパフォーマンスも“幻”となった。