「らしい切り返しからのアシスト」ポーランド挑戦中MF古川陽介の緩急巧みな“欧州初アシスト”に脚光!「自分の形を極めている姿…いい!!」「頑張ってる!」の声の画像
ジュビロ磐田からポーランド1部へレンタル移籍中のがMF古川陽介 撮影:中地拓也

 ポーランド1部のグールニク・ザブジェへ期限付き移籍中のMF古川陽介の持ち味発揮の移籍後初アシストに称賛の声が寄せられた。

 佐賀県出身で現在21歳の古川は、静岡学園高校時代に出場した選手権で騒がれた技巧派ドリブラー。2022年にジュビロ磐田に入団すると、徐々に出場機会を増やして在籍2年半で公式戦通算76試合に出場して7得点6アシストを記録。今年9月に期限付き移籍で欧州へと渡った。

 デビューは9月21日のリーグ第9節。以降、途中出場を続けると、4試合目の出場となった10月20日の第12節スタル・ミェレツ戦で初スタメンを飾った。すると、前半32分に見せ場がやって来た。

 味方が右サイドから中央へとボールを展開しながら前進する間に左サイドを駆け上がった古川は、ボックス内の角に入ったところでパスを受ける。すぐに相手DFが寄せに来たが、左足での鋭いキックフェイントでプレー空間を作ると、すぐに右足でシュート気味のクロスを送り、ゴール前中央に飛び込んだスロベニア代表FWルカ・ザホヴィッチのゴールをアシストした。

 ゴール後はザホヴィッチの元に駆け寄って歓喜の抱擁。これが古川にとって移籍後初、そして欧州リーグ初のアシストとなり、チームの3−1勝利に貢献した。

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