10月10日、2026FIFAワールドカップアジア最終予選の4戦目としてサッカー日本代表はオーストラリア代表と対戦した。
トニー・ポポヴィッチ監督の就任2試合目は、日本代表との埼玉スタジアムでの試合だった。森保一監督と敵将は旧知の仲であり、試合前日会見でもその“呼び方”が明かされるなどその友好関係を感じさせるものとなったが、試合は別物。オーストラリア代表は直近の試合から選手6人を入れ替えるなど、本気モードだった。
その試合結果は引き分け。互いにオウンゴールがネットを揺らしたもので、日本代表としては多くのチャンスを作りながらゴールを決めることができず、悔しいものとなった。その試合後、ポポヴィッチ監督は「チャンスを作れなかったのは何もオーストラリア代表だけでなく、日本に対して3試合で14失点している対戦国すべてですので、どの国も日本相手にチャンスを作るのは難しい」と率直な気持ちを述べ、改めて現在の森保ジャパンの強さを表現している。
さらに、「チャンスを作るというところはもちろん改善点が必要ですけれども、そこだけでなく、やはりオーストラリア代表は全ての分野で改善をする必要がある」とも語っている。