J2清水エスパルスが、10月の自衛隊コラボデーの概要を発表した。SNSでの告知では2選手が自衛官に扮しており、そのあまりのハマりっぷりに、ファンが驚きの声を上げている。
清水は現在、J1昇格を目指してひた走り続けている。前節は引き分けて2位に後退したが、まだ自動昇格圏につけている。
昨季は最終節で2位から4位へ後退し、J1昇格プレーオフにまわった。トーナメントを勝ち上がり、決勝へと進出したが、東京ヴェルディに追いつかれて2-2と引き分けた。レギュレーションにより、レギュラーシーズンで順位が上だった東京Vが昇格の権利をつかみ取った。
清水は現在、3位のV・ファーレン長崎に勝点10差をつけている。次節に勝てば残り4試合で逆転できないポイント差をつけることになり、J1復帰が決定する。
だが、昨季に昇格目前から転落した経験を持つクラブは、浮つかない。シーズン終了までの1試合1試合を、しっかりと見つめている。
そうしたゲームのひとつが、10月20日のモンテディオ山形戦だ。このホームゲームでは、自衛隊とコラボしてスタジアムを盛り上げる。
当日は、高機動車などの自衛隊車両が展示される。子どもは迷彩服の着用体験ができ、これら車両と記念撮影することも可能で、観戦の思い出に花を添えてくれることだろう。
このイベントを盛り上げるべく、2選手が一肌脱いだ。迷彩服を着込み、自衛官に扮してイベントビジュアルに登場したのだ。
今回モデルを務めたのは、住谷ジェラニレショーンと蓮川壮大。最終ラインで体を張る2人のCBを選出したというのが、センスの良さを感じさせる。
起用の期待に応えるように、2人はしっかり自衛官らしい凛々しい表情を見せている。というよりも、すっかり自衛官、といった雰囲気だ。