■試合では日本代表が強さ見せた
サウジアラビアが機先を制したかに思われたこの試合だったが、先にゴールネットを揺らしたのは森保ジャパン。右サイドの堂安律から左サイドの三笘薫へと揺さぶり、さらに守田英正がゴール前で降り消してという形で、前半14分に鎌田大地が先制点を決めたのだ。
その後、苦しい時間もあったものの、再びネットを揺らしたのは日本代表。コーナーキックから小川航基が追加点を奪ったのだ。
ジェッダで未勝利だった日本代表の歴史を新たに塗り替えた森保ジャパン。相手サポーターの圧倒的な圧力を前にしても、その強さは健在だった。
(取材・文/中地拓也)