ブラックバーン所属のＦＷ大橋祐紀の圧巻の２ゴールに大きな反響が寄せられた。
現地９月１４日に行われたチャンピオンシップ（イングランド２部）の第５節、ブラックバーンは本拠地イーウッドパークにブリストル・シティを迎えた。そのピッチ上で最も輝き、誰よりもサポーターを沸かせたのが、今夏にサンフレッチェ広島から加入した大橋だった。
４－２－３－１の１トップとして２試合ぶり今季２度目のスタメン出場は果たした大橋は、まずは前半１７分に前線からの積極的なプレスで味方の先制点に関与する。そして１－０で前半を折り返すと、迎えた後半に自身の能力を全開させる。
後半１０分、中盤でボールを奪ったＭＦティリス・ドーランがドリブルで持ち運ぶと、大橋は左サイドに開いてフリーとなる。大きく両手を広げてパスを呼び込むと、右足ダイレクトでカーブをかけながら逆サイドの右上隅に突き刺す見事なシュートを決める。
さらに後半２５分、今度は右サイドに開いてボールを受けると、自らドリブルで仕掛けてボックス内に侵入する。そしてまたぎフェイントからカットインした後、１点目とは反対の左足でカーブをかけ、ゴール左上隅に突き刺さすビューティフルゴール。スタンドを興奮の渦に包み込んだ。
