J1の柏レイソルが、新グッズを発表した。ありそうでなかった日常に溶け込むグッズとそのセンスに、SNSでは高評価が寄せられている。
Jリーグのクラブは、グッズの開発に余念がない。定番は選手たちと同じレプリカなどのユニフォームだが、同じアパレル関連でも最近ではホッケーシャツなども人気だ。
そうしたスタジアム観戦に欠かせないアイテムはもちろん、普段使いできるグッズを持ちたくなるのがファン心理というもの。そうした思いに応えて、日常生活で使える商品も、多く開発されている。
かばんやネクタイなどは、通勤や通学にも使える便利なアイテムだ。また、マグカップなどさらに毎日の生活に密着したグッズで愛するクラブに囲まれる生活を送れるのもファンにとってはうれしいものだ。
多くのグッズが開発されているが、柏は今回、さらにその地平を広げた。新たなグッズのヒントは、目の前にあった。
柏が目をつけたのは、食事である。まさに、日常に欠かせないものだ。
食品などを販売するのではない。もはや日本食の一部となっているラーメンやチャーハンの「受け皿」となるラーメンどんぶり、八角皿、そしてレンゲの販売を発表したのだ。
どんぶりや八角皿には当然、クラブのロゴやエンブレムがデザインされているのだが、ふだんから中華料理屋で目にしているかのように、違和感なく目に入ってくる。クラブカラーの黄色が、チャーハンに入った卵を想起させるからかもしれない。