9月14日、ラ・リーガ第5節が行われ、サッカー日本代表FW浅野拓磨が所属するマジョルカはビジャレアルと対戦。そのプレーが驚きを生んでいる。
今季からスペインに活躍の場を移している、浅野拓磨。この日は4-3-3の右FWで先発出場。その快速を生かしてのプレーが期待された。
先制点を奪ったのはアウェイチーム。コーナーキックからゴールを奪う。追いつきたいマジョルカは、ハーフタイムに選手1人を交代。浅野は後半から左サイドに移ってプレーをする。そして同17分、その浅野がゴールを呼び込む。
右サイドから徐々に左サイドへとボールを運び、高い位置で浅野がボールを持つ。相手選手と対峙しながらも、ペナルティエリアの左側で縦にスピードに乗ったドリブルで勝負を仕掛けて中にクロスを送る。十分な速度のクロスは処理に困るもので、相手DFが伸ばした足に当たってそのままゴールイン。オウンゴールを誘発したのである。
チームメイトは浅野の元へと集まって祝福。同点に追いついたことを喜ぶ中心に、“ジャガー”がいたのだ。