フランス1部リーグ・アンのASモナコに所属するサッカー日本代表MF南野拓実の“妙技”に反響が寄せられた。
モナコで在籍3シーズン目を迎えた南野は、現地9月1日に行われたリーグ・アン第3節のRCランス戦にスタメンフル出場した。開幕戦でゴールを決めて好スタートを切った南野はこの日、4-2-3-1のトップ下の位置に入ると、立ち上がりから攻撃の中心として積極的にプレー。自らの得点およびアシストはなく、チームも1-1の引き分けに終わったが、試合を通して軽やかで効果的な動きを続け、多くのチャンスを演出した。
その中で話題になったのが、前半のアディショナルタイム突入寸前のプレーだった。自陣左サイドの最後方から味方DFが大きくクリアすると、ボールは20m以上も高々と舞い上がり、ハーフウェイライン付近まで飛んだ。スタジアムにいた誰もがピッチにバウンドするシーンを想像したが、落下地点に入った南野が、右足の指先で華麗にコントロール。絶妙なトラップで足元にボールを収めると、すぐにターンして前を向き、左サイドの味方にパスを繋いだ。