9月2日、サッカー日本代表が千葉県内で練習を行った。2026年のワールドカップアジア最終予選の第1戦に向けた合宿初日の練習後、高井幸大が取材に応じた。
5日に控える中国代表との重要な一戦。そのためにこの日、16人の選手が集まった。その中で一人だけ10代の選手がいた。川崎フロンターレに所属する高井幸大だ。
現在19歳の高井は、パリ五輪のメンバーにも選出。このチームでも最年少にして唯一の10代選手ながら、主軸としてチームをけん引。その活躍もあって、今回、森保ジャパンに初めて召集された。前日2日に北海道コンサドーレ札幌とのアウェイゲームを戦ったばかりとあって、この日は室内調整のみ。ピッチに姿を見せたのは、冒頭の一瞬だけだった。
「まずは自分のプレーを知ってもらわなきゃいけないですし、しっかりとアピールしたい」
初めて顔を合わせる選手も多い中で、ピッチの上での“高井らしさ”をしっかりと見せるつもりだ。
今回のチームには、川崎フロンターレの大先輩も多いが、「あんまり一緒にやった選手はいないのでコミュニケーションを取れればいい」と話す。その先輩とはまだ「会話してないです」ということで、2試合を戦い抜く中で、互いの理解を深めていくつもりだ。