イケメン代表コンビ「純也&敬斗」現地フランス撮(1)日本代表に帰ってきた伊東純也「魂の叫び」と中村敬斗「三笘薫との共存」問題、W杯アジア最終予選メンバー決定の画像
第2節マルセイユ戦に出場した伊東純也。撮影/渡辺航滋(Sony α-1)

 サッカー日本代表に、ついに「イナズマ純也」が帰ってきた。8月29日午後2時、北中米ワールドカップ出場をかけたアジア最終予選のメンバーが発表となり、そのメンバーにフランス1部スタッド・ランスに所属する伊東純也(31)の名前があったのだ。

■騒動直後の「コメント」と招集に至った「理由」

 1月末の「週刊新潮」および「デイリー新潮」で女性に対する性加害が報道され、出場中のアジアカップを途中離脱せざるを得なかった伊東。その後、所属クラブのスタッド・ランスでプレーし続けていたものの、代表に召集されることはなかった。
「女性2人の同意なしに性行為に及んだなどとして刑事告訴された伊藤ですが、大阪地検は8月9日、嫌疑不十分で不起訴処分に。また、女性の訴えは事実に反しているとして伊東側も女性2人を逆告訴していましたが、女性2人も嫌疑不十分により、不起訴に。府警が双方を書類送検して騒動に一区切りがついたということで、日本サッカー協会は伊東の招集に至ったのでしょう。

 代表の発表会見で山本昌邦TD(ナショナルチームダイレクター)は起訴、不起訴は関係ないとし、あくまでも選手は監督が選ぶと強調。それを受けて森保監督は、伊東が落ち着いて、そして代表チームも落ち着いてプレーできる環境が整った、と判断したと説明し、この夏にスタッド・ランスが行った日本ツアーでのサポーターの反応、メディアの温かい反応が決断を後押ししたと付け加えました」(サッカー関係者)
 3月に伊東は本サイト「サッカー批評」に対し、この騒動について以下のようにコメントしている。
「一度、週刊誌に報じられてしまうと、その影響が本当に大きい。今代表に戻るとサッカー以外のことが大きく報道されて、チームがサッカーに集中できる環境ではなくなるかもしれないと思いました」(伊東選手)
 そして、こう続けている。

  1. 1
  2. 2
  3. 3