高校卒業後即ベルギーに渡ったＤＦ吉永夢希の渡欧後初ゴールとなるダイレクトボレー弾に対して称賛の声が続いている。
吉永は２００６年２月２２日生まれの１８歳。神村学園高校時代に豊富な運動量と優れたスピード、そして精度の高い左足を武器に左サイドバックとして活躍し、２０２３年のＵ－１７ワールドカップにも出場した。将来を嘱望される中、ベルギーのヘンクと契約し、現在はベルギー２部に所属するリザーブチームのヨング・ヘンクに所属している。
そして今季の２部開幕戦からフル出場して勝利に貢献すると、第２節のＲＦＣリエージュ戦でもスタメン出場を果たした。すると、０－１で迎えた後半８分、右ＣＫから宙に浮いたこぼれ球に反応し、ペナルティエリア手前から左足ダイレクトボレー。低弾道の鋭いシュートをゴール右隅に突き刺した。
思い切り良く左足を振り切った吉永は、ゴールを決めた後に両手を広げると、そのままゴール裏サポーターの側まで走って行き、高校時代からお馴染みだった“エムバペパフォ”を披露し、チームメイトからの祝福を受けた。
