9月2日、サッカー日本代表が千葉県内で合宿初日を迎えた。その中で注目を集めた一人が、新任コーチだ。
森保ジャパンが、ついにワールドカップアジア最終予選に挑む。2026年に北中米で開催される大舞台に向けて、その第1戦と第2戦が9月に実施されるのだ。まず1戦目は埼玉スタジアムで行われる中国戦で、第2戦はアウェイでのバーレーン戦。優勝を目指したアジアカップでは苦杯を舐めているだけに、どこが相手でも油断はできない。
そんな重要な戦いを前に、サッカー日本代表は今回、新たなコーチを呼んでいる。代表の元主将である長谷部誠氏だ。1984年生まれで現在40歳の長谷部コーチは、今年4月に現役を引退。現在は、フランクフルトの下部組織のアシスタントコーチを務めている。
今回の代表メンバー発表とともに長谷部コーチの就任も発表され、今後、2つのわらじを履いての指導者生活となる。
この日、初めて日本代表の練習に参加すると、長谷部コーチも選手と一緒にボール回しに。フィールドプレイヤーでピッチの上で練習をするのが4人だけということでの出番となったが、華麗な動きを披露していた。