■南アフリカ大会「ほぼ一緒」なのに…
2010年の南アフリカ大会では、穀類やキャッサバ(タピオカの原料となるイモ)にスープをかけたようなものを食べさせられました。
ところが、メディアセンターに隣接しているブロードキャスティング・センター、つまり放送関係者の本拠地に行ってみると、そこではステーキやソーセージなどを選んで、焼いてもらえるようになっていたのです。「ブライ」と呼ばれる南アフリカ式BBQです。
しかも、メディアセンターの食事と値段はほとんど一緒なのです。
まあ、FIFA側としては、放送局からは天文学的数字の放映権料を絞り取っているのですから(おかげで、いつかワールドカップはテレビ放映ができなくなってしまうでしょう)サービスするのは当たり前かもしれません。それに対して、金も払わずに押しかけてくる新聞や雑誌の記者どもの世話など焼いていられないとでも思っているのでしょう。