スペイン1部レアル・ソシエダが現地8月10日に行ったプレシーズンマッチで、サッカー日本代表MF久保建英が絶妙すぎるアシストをマークしてゴールを演出した。
EURO(欧州選手権)を制したA代表、五輪金メダルのU-23代表の双方に複数の選手を送り出したレアル・ソシエダ。他のメンバーは日本ツアーを終えてから国内で調整し、そして8月18日のラ・リーガ開幕を前にした最後の親善試合として、ドイツでブンデスリーガ1部のウニオン・ベルリンと対戦した。
試合は先に得点を許して追いかける展開となったが、ここでチームに残って鍛錬を続けて開幕へ向けて“準備万端”の久保が魅せる。
後半38分だ。中央左サイドからのパスを、ボックス内の右サイドで受けた久保は、リズミカルなタッチから左足クロス。これは相手DFに防がれたが、跳ね返ったボールを拾うと今度は縦にドリブルを仕掛け、ゴールライン手前まで深くえぐったところから左足でふわりと浮かせたループパスを送り、ファーサイドで完全にフリーとなっていたスペイン代表FWミケル・オヤルサバルの頭にピタリと合わせた。