今夏にオランダ1部のAZアルクマールへ完全移籍した日本代表DF毎熊晟矢の舞幕直前の絶妙アシストに称賛の声が寄せられている。
長崎県出身で現在26歳の毎熊は、東福岡高校、桃山学院大学を経て2020年にV・ファーレン長崎に入団。攻撃的な右サイドバックとして頭角を現し、2022年にセレッソ大阪に移籍して2023年9月に日本代表デビュー。2024年6月にAZと4年契約を結んだ。
自身初の海外挑戦でチームへの順応、適応に注目が集まっている中、毎熊は現地7月6日のプレシーズンマッチでアシスト、同20日にはゴールを決めるなどアピールを続ける。そして8月3日に行われたストーク・シティ(イングランド2部)との親善試合にスタメン出場した。
そして0-0出迎えた後半開始2分、毎熊がゴールを演出する。味方との細かいパス交換で、右サイドから中央に入り込む得意の動きを見せると、直後に左足インサイドで、前線のFWトロイ・パロットへ絶妙のラストパス。前を向いて足元にボールを受けたパロットは、見事なループシュートで相手GKの頭上を抜いてゴールネットを揺らした。