なでしこジャパン宿敵アメリカに120分の激闘の末敗れるも…手にした大きな成果(2)守備の成功と「足りなかった」最後の余裕、「必要とされる」谷川萌々子らへの世代交代 (3/3ページ) 1ページ目から読む 大住良之/Yoshiyuki OSUMI 2024.08.04 ■【画像】3年後の女子W杯、4年後のロス五輪の「なでしこ中心メンバー」 アメリカ戦後、号泣した浜野まいか。「(熊谷)紗希さんに金メダルをあげたかった」と、悔しさをにじませた。撮影/渡辺航滋(Sony α‐1) ブラジル戦では後半投入で大活躍も、大会前の負傷の影響で、その才能をフルに発揮できなかった谷川萌々子(右)。左はキャプテンの熊谷紗希。撮影/渡辺航滋(Sony α‐1) 【この画像の記事に戻る】 1 2 3 おおすみよしゆき 大住良之 1951年神奈川県横須賀市生まれ。中学1年生のときに校内誌の編集部にはいり、中学3年からはかけもちでサッカー部でも活動。大学卒業4年生の1973年から『サッカー・マガジン』編集部で働き、1982年以降はトヨタカップなどのチーム取材で欧州と南米の強豪クラブを取材。1988年にフリーランスとなる。以後は日本代表とJリーグの取材が中心となるが、ワールドカップは1974年ドイツ大会から、オリンピックは1996年から取材。『東京新聞』や「日経電子版」などコラムを書く一方、1984年以来東京の女子サッカークラブ「FC PAF」の監督を務める。JFA公認C級コーチ、サッカー4級審判員。 なでしこジャパン宿敵アメリカに120分の激闘の末敗れるも…手にした大きな成果 なでしこジャパン宿敵アメリカに120分の激闘の末敗れるも…手にした大きな成果(1)ボール支配率と「勝負を分けた」個の力、ロドマン、田中美南、守屋都弥のシュート