【パリ五輪・U23日本代表】スペインに完敗も、3失点目直後に見せた高井幸大の強い気持ちの意味……チーム唯一の10代選手がつなげるものの画像
パリ五輪準々決勝 U-23サッカー日本代表対vsスペン代表 高井幸大 写真:日本雑誌協会代表撮影/中地拓也
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 大岩ジャパンのパリ五輪の冒険が終わった。現地時間の8月2日、U-23サッカー日本代表リヨンの地で準々決勝・スペイン戦に挑み、0-3で完敗した。

 前半11分に失点。延長戦やPK戦も見据え、追いつければどうにかなるかもしれないという状況で後半28分に失点。それでも何とかまずは1点を返して勢いに乗りたいという中で、後半41分には3失点目を喫した。

 残り時間を考えれば、これがとどめの一発に。うなだれる選手もいる中で、手を叩いて仲間を鼓舞したのが高井幸大だった。大歓声の中で、声は周囲の選手に届かなかったかもしれない。それでもその姿勢は、大きな可能性も秘めている。

 高井は、このチームの最年少である19歳。その立場で臆せずにチームを鼓舞したことの意味は、とても大きい。

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