J2のブラウブリッツ秋田が、15周年記念ユニフォームを発表した。地元への思いをにじませながら、デザイン性も素晴らしい「作品」に、ファンも称賛を送っている。
秋田は今年9月14日で、クラブ設立15周年を迎える。目標に向かう龍を表現するなど、さまざまな思いを込めた特別ロゴも作成し、大事なシーズンを盛り上げようとしている。
前身のTDKサッカー部からブラウブリッツ秋田になり、2014年にJリーグに参入した。2017年にはJ3で優勝しながら、J2基準を満たすスタジアムがないために昇格が認められなかった。そうした苦労もありながら、今ではJ2を戦い、さらなる高みを目指している。
クラブにとってはうれしいことに、設立記念日である今年の9月14日は、試合日と重なる。ジェフユナイテッド千葉をホームに迎えるJ2第31節を「クラブ設立記念マッチ」として祝福しながらサッカーを楽しむことができるのだ。
その試合をさらに彩るユニフォームが発表された。秋田県内の十和田湖、八郎潟、田沢湖に息づく「三湖伝説」をモチーフとした15周年記念ユニフォームだ。
フィールドプレーヤーのものは、青がベース。前面に、龍の頭が半分デザインされている。GKモデルは赤を基調としているが、デザインはFPモデルと左右対象。なんと、この2つのモデルを並べると、三湖伝説のメインキャラクターであり、最後は結ばれる八郎太郎と辰子の仲睦まじさを表すように、龍の顔が現れるというのだ。