■「長・中・短・極短」用意すべし

 そのひとつの原因が近年の異常な暑さにあるのは間違いない。気温が高いだけでなく、湿度が高い。スタンドの記者席にいても、耐え難い蒸し暑さの中、大量に水を撒いたピッチ上で走り、戦う選手たちが、どれほど蒸し暑さを感じているのか、想像を絶している。長いパンツが太ももにはりつくのがイヤでたくし上げる。そして、それが常態化していくのだろう。

 鈴木優磨選手や大迫選手など長いパンツをイヤがる選手のために、なぜ短いパンツが用意されないのだろうか。それぞれの望む長さのパンツをつくることで、広告もしっかりと露出できるはずだ。「長・中・短・極短」など何種類かの長さのパンツをつくり、選手に選ばせるべきだと、私は思うのである。

きっちりとシャツをインする柏レイソルの戸嶋祥郎には、好感しかないのだが…。撮影/原壮史(Sony α-1)
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