ドイツから発信されたまさかの“カバン芸”に、SNS上でサッカーファンが笑いに包まれた。
披露したのは、ドイツ2部デュッセルドルフに所属するサッカー日本代表MF田中碧だ。現在25歳。川崎フロンターレから2021年夏にドイツに渡り、2022年のワールドカップ・カタール大会では日本代表の主力として出場してゴールも決めた男だ。
その田中は、束の間のオフを経てチームに合流し、7月11日からオーストリアでのトレーニングキャンプに参加している。そして現地7月14日、クラブが「午後練はジム」の書き出しとともに公式エックス(旧ツイッター)上に1本の動画を公開した。
その内容が実にユニークだった。ダニエル・ティウネ監督がパソコンを手に登場するシーンから始まると、監督がジムに入るや否や「碧はどこにいった!?」と田中を探している様子。それに対して田中は、監督と目を合わせることなく、なんと床においてあったバックの中に体を折り曲げながら入り込む“カバン芸”で隠れたのだ、
しかし、周囲の選手たちはもちろん、監督にもバレバレ。引きずり出されるような形となった田中は、ティウネ監督からパソコン画面を見せられながら説明を受けた。クラブは「今日の午前練のメニューで、ラインを出ていたか出ていなかったかで監督に抗議していた碧が、ビデオチェックで負けました それでも碧は『でも良い動きだろ?』…さすがです」と説明。本人たちだけでなく、周囲からも笑い声がこぼれた。