現地時間の7月27日、U―23サッカー日本代表はパリ五輪の第2戦として、U-23マリ代表と対戦。1-0で勝利した。
開幕2連勝とした大岩ジャパンだったが、1戦目と比較して、このマリ戦は厳しい戦いを強いられた。このマリ代表とは、今年3月に対戦。日本国内で行われた試合で1-3と完敗した相手とあって、この試合でも簡単にゴールは割らせてもらえなかった。
スコアレスのまま試合は終盤に。そして後半38分、ついに均衡が破れた。そのきっかけは、先発した細谷真大の突破だった。初戦でフル出場した細谷は、中2日で行われたこの試合の終盤に自陣・右サイドよりでボールを受けると、そのまま縦に行く。相手選手のマークを受けながらもフィジカルを生かして一気に勝負をかけ、見事に突破。
ゴール前にグラウンダーのクロスを入れると、三戸舜介は合わせられなかったものの流れたところに佐藤恵允。その右足から放たれたシュートは相手GKの攻守に阻まれるも、そこに詰めたのが山本理仁で、献身的な動きで見事に押し込んでゴールネットを揺らして見せた。