今季限りで現役引退した元サッカー日本代表の長谷部誠氏が7月7日、自身のインスタグラムを更新し、元サッカー日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏との再会を報告し、反響を呼んでいる。
イタリア出身のザッケローニ氏は現在71歳。セリエAの強豪クラブの監督を歴任した後、2010年8月に日本代表監督に就任すると、翌2011年のアジアカップで優勝を飾り、その後も豊富なタレントを活かした攻撃的なサッカーで2014年のW杯ブラジル大会までチームを指揮した。
その“ザックジャパン”でキャプテンを務めたのが、長谷部だった。現役を退いた今オフは時間の余裕もでき、生活の拠点のドイツから恩師が暮らすイタリアへ馳せ参じたようだ。長谷部は「Ciao Mister」とのイタリア語の後に、日本語で「ザッケローニさんに会いにイタリアに行ってきました。」と報告した。
そのザッケローニ氏には、2023年2月に自宅の階段で転倒した際に頭部を打って意識を失って集中治療室に入ったという心配なニュースが報じられ、同年4月に退院してからも公の場に姿を現すことが少なかった。だが、長谷部は「とてもとても元気で安心しました。いや、この変わらぬ目力にまた力をいただきました!」と綴り、自身とザッケローニ氏、さらに当時のチームで通訳を務めていた矢野大輔氏との笑顔のスリーショットを公開した。
さらに夕日の海をバックに熱心に語り合う姿の写真も投稿し、「とにかくずっと日本の素晴らしさを日本人の僕に力説していました!笑 日本の皆様にもくれぐれもよろしくとの事でした」と続けている。