フランス1部のパリ・サンジェルマンが、新シーズンのアウェイ用ユニフォームを発表した。「花の都」を感じさせるデザインに、世界中から称賛の声が上がっている。
パリ・サンジェルマンが、新たな歴史をつくるべく、歩み始める。2023-24シーズンは、リーグアンで3連覇を果たしたものの、UEFAチャンピオンズリーグではベスト8で敗退。世界的メガクラブとしては、決して満足できる成績ではなかった。
クラブはすでに、新シーズンに向けての準備を進めている。ここ数年のチームのけん引役であったキリアン・ムバッペはクラブを離れたが、それでもチームには世界的なスターが残っている。さらには新たな戦力を迎えて、フランスと欧州で覇を唱えるべく、準備を進めていく。
7月に入り、その準備の一端を明かした。ユニフォームの発表である。すでにホーム用のユニフォームを発表していたが、次の段階として、アウェイ用のユニフォームを明らかにしたのだ。
そのデザインは、世界的なクラブでありながら、自分たちの地元とアイデンティティ、歴史を大事にしたものだ。テーマはずばり、「エッフェル塔」である。
エッフェル塔と言えば、パリ市内の観光名所のひとつとして世界中で知られている。その有名建築物が、真っ白なキャンパスに揮ごうで描かれたかのように、クラブカラーの赤と青で大胆にしたためられているのだ。
このデザインは、1990-91年シーズンと、1991-92年シーズンにも用いられたものだという。時が経ってクラブの規模などは変化しても、自分たちの歴史を見失うことはないのだ。