北中米W杯アジア2次予選のミャンマー戦で2ゴール。続くシリア戦では前半だけの出場ながら上田綺世のヘディングでの先制点をアシストする活躍で、森保ジャパンの最終兵器として注目されている中村敬斗(23)。
7月2日の朝、そんな中村は、所属するフランス1部リーグのスタッド・ランスに合流するため、羽田空港に降り立った。
■髪色を金から黒へ「最終予選の組み合わせは…」
旅立ちに駆けつけた報道陣の前で口を開いた中村は、オフ期間にリラックスできましたか、の質問に応え、
「リゾートが好きなので、タイや沖縄に行きました。焼くつもりはなかったのですが、もともと日に焼けやすいんですよね…もう十分に楽しんだので、そろそろサッカーがしたくなってきました」
と、ニッコリ。髪色を金から黒に戻し、日に焼けたことで、精悍さと爽やかさが増した印象だ。
アジア最終予選の組み合わせについて問われると、
「最終予選は初めてなので楽しみ、ワクワクする気持ちが一番なのですが、まずは、しっかり代表に選ばれることが大事なので、目の前の試合を頑張っていきたいですね」
とコメント。森保監督も厳しいと話す組み合わせについては、
「もちろん、全部の試合が大事だと思うんですけど、サウジアラビアとオーストラリアは強豪だと思うので、この2チームにしっかり勝ちたいです。必ず勝ってワールドカップに出場します」
と、抱負を語った。続けて、今シーズンのクラブでの目標を問われると、
「昨シーズンの4ゴール1アシストは、ボク個人としては物足りない結果になってしまったので、来シーズンはしっかり試合に出続けて、昨シーズンよりも結果を残せれば、代表にもつながってくると思います」
と、クラブでの活躍と、その先のワールドカップに対する決意を改めて口にしたのだ。
そして、続いて口にしたのは、「I miss Keito」(敬斗が恋しい)とのメッセージをSNSで公開した“あの人”のことだった。